毎日新聞7/10朝刊で「鬼怒川源流・栗山ツアー」紹介されました
毎日新聞7/10朝刊で「鬼怒川源流・栗山ツアー」紹介されました。詳しく紹介いただき、感謝です。
自然体験ツアー:「関東最後の秘境」日光・栗山、宿泊客対象 カヌーやトレッキング、スノーシューなど2000円で
栃木毎日新聞 2014年07月10日 地方版
日光市栗山地域の豊かな自然をアウトドアツアーに仕立てて新たな誘客につなげようと、市や地元の旅館組合などで組織する「鬼怒川源流・栗山ツアー実行委員会」は、今月からカヌーやトレッキング、スノーシューなどの自然体験ツアーを定期開催する。栗山地域での宿泊客が対象で、料金は2000円と格安に設定した。実行委は「栗山に行ってみよう、と思ってもらえるツアー料金にした。観光客増加だけでなく地域の活性化にもつなげたい」と話している。
山あいに位置する栗山地域は「関東最後の秘境」とも言われ、交通は不便なものの、水や緑、温泉に恵まれた自然が魅力。しかし東日本大震災の影響や、昨年2月に発生した震度5強の地震による被害で観光客が落ち込んでいる。昨年の観光客は約29万人、うち宿泊客は約19万人でそれぞれ東日本大震災前の7割にとどまっているという。
このため、観光客の新規開拓やリピーターの確保を目指して実行委を発足させ、年間を通して栗山を訪問してもらうための自然体験ツアーを企画した。市の助成を受けることや、参加者にモニターとして協力してもらうことで低料金設定につなげた。
ツアー対象者は鬼怒川流域の旅館やホテル、民宿、キャンプ場の計26施設での宿泊利用者。ガイドはプロの専門業者が務める。来年3月までの予定で、川俣湖カヌーツーリングなどを日曜日に開催する。各回の定員は20人。料金2000円には昼食と傷害保険料も含まれる。日程の詳細や申し込み方法はホームページ(http://kuritour.jp/)で紹介している。
ツアー内容は、標高約2040メートルの高層湿原「鬼怒沼」トレッキング▽渓流を下るキャニオニング▽「秘境の名瀑(めいばく)」とも呼ばれる「布引の滝」周辺トレッキング−−などを計画している。
実行委は「秘境感を体験できる自然が魅力です。プロのガイドが案内するのでアウトドア初心者も参加してほしい」と話している。問い合わせは市栗山総合支所観光課(電話0288・97・1136)。【花野井誠】