読売新聞7/11朝刊で「鬼怒川源流・栗山ツアー」紹介されました
ありがたいことに、またまた新聞で取り上げていただきました。読売新聞7/11朝刊で「鬼怒川源流・栗山ツアー」紹介されました。
「秘境」栗山で大冒険…日光 体験ツアー
日光市の栗山地域で、旅館やホテルの宿泊客を対象にした「鬼怒川源流・栗山ツアー」が今月から始まった。「関東最後の秘境」とも言われる豊かな自然を生かし、キャニオニングやスノーシューなど、季節に合わせた体験型イベントを開催し、落ち込んだ観光客数の回復を図る。
日光市の最北部に位置する栗山地域(旧栗山村)には、市中心部や主要駅から車をしばらく走らせなければたどり着かないが、その分、雄大な自然が魅力。広大な面積に、人口は約1400人。鬼怒川の源流部もあり、湯西川、川俣、奥鬼怒など温泉場も豊富だ。
自然を満喫できる観光地として知られるが、東日本大震災の影響で観光客数が落ち込んだ。さらに、昨年2月に震度5強の地震があり、廃業する旅館も出る大きな被害に遭った。市によると、昨年の同地区の宿泊客は約3万8000人で、震災前の2010年の6割にまで減った。
そこで今年4月、市と同地域の宿泊施設、自治会などが実行委員会を作り、豊かな自然を生かした秘境ツアーを行うことにした。実行委事務局(市栗山総合支所観光課)は「秘境のイメージでアウトドア体験を売り込み、新たな観光客層を開拓したい」という。
初回の今月6日は雨天中止となり、13日に川俣湖で行うカヌーツーリングが初回となる。このほか鬼怒沼のトレッキング、稲ヶ沢のキャニオニング、土呂部のスノーシューなど体験型イベントを来年3月まで日曜日に計11回を予定している。
専用ホームページ(http://kuritour.jp/)も開設したほか、チラシを3万枚作り、今月から東武線各駅で配布してPRしている。
川俣温泉にある「国民宿舎 渓山荘」の手塚貢専務(55)は「ツアーとの相乗効果で宿泊客が増えればうれしい。お客さんにくつろいでもらえるよう精いっぱいおもてなししたい」と期待を寄せる。
ツアーの対象は、栗山地域の鬼怒川流域の旅館、ホテル、民宿など計23施設の宿泊客。定員は各回20人で、参加費2000円。問い合わせは、同事務局(090・7724・1177)へ。