【西沢金山跡 散策レポ】小学生もロマン散策。今後も調査を続けます。
今年で4回目となる西沢金山跡ロマン散策が実施されました。
今年は大人だけでなく、小学生も3人参加。
難しい内容も含まれるので、参加者に理解いただけるか毎回悩むのですが・・・
結果、理解しているからこそのするどい質問もでてきて・・・、うれしかったです。
ガイドは栗山郷史談会(くりやまふるさとしだんかい)のみなさん。
9月の川俣菜ツアーも好評でした。
今回はとくにリピーターの方も多く、みなさま栗山のことをよく知っていて、逆にいろいろ教えていただきました。
あ、今回じゃなくて毎回でしたね。
西沢金山のツアーは4回目でして、4回すべて参加いただいている方もいて(神)、次回スタッフ側で説明していただきたいくらいです。
会長 平さんの解説は毎回好評です。
毎回ちょっとした改善を加えながらやっています。
西沢金山関連の新しい写真も見つかりましたよ。
ホコリダケを無限につぶしまくる小学生。
盛り上げてくれてありがとう。
わたしが栗山に住んで10年近くたちますが、当時は栗山でも「西沢金山」のことが話題になることはほぼなかったと思います。
そんな状況なので西沢金山の存在を知ったのは栗山に住んで半年以上たったあとだと記憶しています。
ツアーを知っている方には意外に思えるかもしれませんが、業界の人をのぞき、地元でも西沢金山をきちんと知っている方は少ないです(たぶん)。
今ではどうかというと、わたしのまわりのことで個人の感覚ですが・・・「西沢金山」に興味をもつ方はけっこう増えていると感じています。
栗山ツアーが実施される意味だと考えています。
地域の大切なものも、何もしないで(できないで)ほっておくと風化が進みます。
とくに過疎地域においては、風化のスピードもめっちゃ早いです。
「地域の大切なものの価値をきちんと理解し、興味をもってくださる方へ伝えながら、その価値をさらに高める」
これが栗山ツアーの正体なのかも・・・?
と、あらためて感じました(参加いただいたみなさまのおかげです)。
西沢金山が閉山してから約80年が経ちました。
いまとなっては、当時の金山関係者から直接お話を聞くことは難しい状況です。
そんな中で会長が「今後も新しい資料を探したり調査を続ける」と話されていて、勇気づけられました。
来年も計画したいと考えていますので、よろしくお願いします。
ガイド 栗山郷史談会さん一同
スタッフ アオヤマ