【2017バードウォッチング+自然観察レポ】新緑の川俣で出会った33種類以上の生きもの
「自然相手なので、鳥がなかなか見られないこともあるかな?とか思っていました。でもけっこう見られてよかったです。」
2017バードウォッチング+自然散策の舞台は、前回のカヌーに続き川俣(かわまた)温泉エリアです。
2017バードウォッチング+自然観察 30秒ダイジェスト
フォトギャラリー
これバードウォッチングってより、全部ウォッチング
今年で3年目を迎えるバードウォッチング。ガイドはおなじみ、日光自然工房の飯村さんです。
楽しくてためになる解説に毎度引き込まれます。ツアー参加者のリピート率を計算したら…放送できないくらいすごいことになりました。
そろそろファンクラブができるとか、できないとか。
今回も発見がいっぱい。
もしシロウトのわたしが1人で歩いたとしたら。
今日見つけたもの。
鳥、チョウチョ、タンポポ、えーっと、草
以上。
…こんな感想だったでしょう(レベル1)。
でも、このツアーで出会った生きもの(声だけの出会い含む)。
思い出した(メモした)ものだけでも…
鳥(鳴き声のみ含む) | センダイムシクイ、オオルリ、キビタキ、ホオジロ、アマツバメ、イワツバメ、コルリ、トビ、ハヤブサ、ハシブトガラス、ヤマガラ、ツツドリ、ヒヨドリ |
---|---|
昆虫 | ウスバシロチョウ、サカハチチョウ、ミヤマカラスアゲハ、スジグロシロチョウ、オナガアゲハ |
花 | カキドオシ、トチノキ、ミヤマガマズミ、ウマノアシガタ、ミツバウツギ、ウスバサイシン、チゴユリ、ムラサキケマン、ニリンソウ |
香りの植物 | クロモジ、ミズメ、ウコギ、チマキザサ、カラハナソウ、ウワバミソウ |
33種類以上
一応、バードウォッチングなのですが、チョウをはじめとした昆虫、めずらしい花、香りのする植物など、自然に関することをいろいろ学べました。
これぞ川俣自然学校 全部ウォッチング!
わからない人も、興味をもつきっかけになります。ここがポイントですよね。
<参加者の声>
「鳥だけでなく草、花、蝶についてもその場で教えていただきありがとうございました。(忘れてしまうものもあるでしょうが)このような時間をもっともちたいです。」
「色々な草花の名前も知ることができました。鳥の鳴き声も教えていただき、写真も見せてもらいわかりやすかった。」
ふつーは99%スルーしそうなところも、名人だと…
例えば、写真のようなところ。
ふつうならスルーです。
わたしなら滞在時間0.25秒です。
でも…このツアーの場合。
ガイド飯村さん「いた」
参加者「…?(見つからない)」
ー10秒後ー
参加者「あ!ほんとだ!チョウチョ!」
参加者「なんていう名前ですか?」
ガイド飯村さん「スジグロシロチョウです」
という具合です。こんな感じのやりとりも多かったです。
そのあと参加者全員が見られるよう、スコープをセットするのですが、その動作も速かったです。
悔しいので、なんでそんなに見つけられるのか、そんなにすぐわかるのか、聞いてみました。
答えはシンプルでした。
「もう50年以上見ているから」
<参加者の声>
「(先生の知識がすごいので)チョウチョのみに特化したツアーがあっても面白いと思いました。」
景色にも注目。これが栗山郷 本気の新緑
正直、なんにもしなくても眺めているだけでいいです。
そこに、バードウォッチングや自然観察をもってきちゃうのが、栗山ツアーです。
でた!絵ランチ(絵になるランチ)!
知る人ぞ知る、川俣湖畔の特別スポット。
めっちゃ楽しそうにキャンプをやったり、めっちゃ気持ちよさそうにカヌーをしている人たちがいました。
最近では都会の若いお姉さんやお兄さんも、”通”を中心に栗山のよさに気づきはじめているように思います。
<参加者の声>
「弁当うまかった!煮卵、アスパラ巻き~!これでこの参加費は安い!よい休日になりました。」
「天気にも恵まれ、森林浴しながらのバードウォッチングは格別でした。」
おわりに…
関東で最も奥の栗山。そこで自然や生き物の奥深さを楽しみながら学ぶ。シンプルだけど、都会の人にとっては最高のごちそう。
参加者の笑顔やガイド 飯村さんによる解説の様子を見ていて、しみじみと感じました。事務局 アオヤマ
ガイド担当
日光自然工房