【バードウォッチング レポ】期待の新フィールド「バンドリの森」はどう?
「guide very knowledgeable!(ガイドさん、とても詳しくてサイコー!)」
2年ぶりに復活した川俣(かわまた)温泉エリアで「バードウォッチング&自然散策」。
りっぱな双眼鏡レンタル付き、地元お母さん作の弁当付きのこのツアー、天気に恵まれ楽しい1日となりました。
川俣人と地元高校生らでリニューアルした「バンドリの森」はどう?
うん、すてきな散策コースになる予感!
とくに展望台の景色は「川俣にこんな名所あったのかよ?どんだけ潜在能力たけーんだよKA・WA・MA・TA!」と驚くほどでした。
バードウォッチングにも最適。
この森を整備してくれた川俣の方々や、おなじ日光市の高校生たち、関係者のみなさまに感謝です。
またなにかの機会で登場するかもしれませんね。
「天気もよく最高のウォーキングでした。鳥花木の説明もわかりやすかったったです」
今回の登場人物を報告します
ガイドは日光自然工房の飯村さん。
ご本人が最初におっしゃった「いろいろな顔があります」のとおりです。
自然全般に詳しい方でして、野鳥についても・・・約20年前に日光野鳥研究会を発足しちゃうくらい詳しい方でして・・・飯村さんがガイドになった時点で、わたしの心は「ディープツアー確定!」と勝利宣言なのです。
参加者のリクエストで、今回の登場人物たちを飯村さんに教えていただきました。
※すべてメモしていませんが、気づいた動植物とのこと
種類 | GET!! |
---|---|
野鳥 | センダイムシクイ、コルリ、キビタキ、アマツバメ、イワツバメ、 |
樹木(葉に特徴のある) | オヒョウ、コナラ、ミズナラ、フサザクラ |
植物(花が咲いていた) | ハウチワカエデ、ウワミズザクラ、ミヤマザクラ、ハルニレ、ミズ |
今回も豊富ですね。
- 「講師の方の知識すごいです! 樹木、花、鳥、何を聞いても答えてくださいます。素敵なツアーでした。」
- 「 Guide very knowledgeable.Very good tour!(アメリカ出身のジェントルマン)」
どれくらいすごいかっていうと、変な話、てきとうな草を選んで「これなんですか?」と聞いても、きちんと答えていただける感じなんですよ(もちろんまじめに質問しますが)。
いつも驚きと感動をありがとうございます。
過去最高かも?鳥さんたちをたくさん見られたと思ったのですが・・・
今回の収穫です。
鳥、見えますか?
あと数匹見つけたのですが、3秒くらいで逃げられました。
ズームレンズがついたカメラを装備したのですが、バズーカみたいなヤツ(わかりますかね?)ではないので、コレが限界。
関係ないですが、飯村さんとはじめてお会いしたとき(たぶん5年以上前)、飯村さんはバズーカレンズで鳥を撮ろうとしていて、
「なるほど、そっちの世界の人なんだ」
と心の中で思ったことを、思い出しました。
数匹でもかわいらしい小鳥を見つけたわたしは興奮気味でしたが、飯村さんは鳥の数についてはそこまで満足していないように見えました。
ここで疑問。
このツアー以外の時間で、バードウォッチにオススメの時間はいつなんでしょうか?
1つは早朝でして、朝4時くらいからだそうです。
実際に飯村さんのご案内で、川俣温泉の某所で早朝バードウォッチングにチャレンジしたことがあるのですが、すごい体験でした。
どんな声が聞こえるか、一部ではありますがそのヒントが飯村さん作のCDに隠されていますので、興味がある人はご確認ください(天下のアマゾンでも高評価)。
釣りとか写真撮影(風景)とかにも共通するように、すごい感動をGETするには、それくらいの努力(具体的には早起き)が必要なんですね。
もしそんな企画があれば、全員ではなくても(一部の人・・・とくに自分は)絶対楽しいはずなので、チャンスがあればまた飯村さんに相談しようと思います。
おわりに
今回もすてきな感想をいただきました。
わたしの感想より16倍は参考になるので、少し紹介してレポートをしめたいと思います。
- 「少人数でいろいろな話がよく聞けました。木・草・鳥とくわしくわかりやすい説明でした。双眼鏡を使うといつも景色が違って見えました。お弁当おいしかった!」
- 「この時季は山の緑が美しく、白く輝いているのがコナラの葉、ミズナラは黄緑の鮮やかな葉、など木の見方をいろいろ教えていただきました。 カエデの仲間の花が種類によってこれ程違うことを知ることができるのもこの時季ならではですね。 森の中、逆光に浮かび上がる若葉と浮遊する柳絮(りゅうじょ)の光輝く景色が忘れられません。これもこの時季ならではの出逢いでした。」
※柳絮=白い綿毛をもった柳の種子
名前のとおり温泉のイメージが強い川俣も、すばらしい企画を実施してくれるガイドさんによって、 新しい切り口での魅力が見えはじめています。
ガイドさんの解説によって、栗山の魅力をみんなで深く味わえるのが楽しすぎて・・・こりゃやめられそうもありません。
スタッフ:アオヤマ
ガイド:日光自然工房さん